記録



詩集を手にとって眠くなるまでつまみぐいのようにぽつぽつ読み続けるのは至福のときだね
おそらく15ふんほど

 歌詞や短歌に出てくる会ったことのない「きみ」や「彼」や「あなた」について
それは現実にはいない、けどわたしの頭のなかにいつもいる「きみ」だったら「彼」だったり「あなた」だったりする人
好きだったり心配したりときどきおもいだす
歳を取っても「きみ」や「彼」や「あなた」はかわらずにいます